外壁塗装で断熱効果が得られる!遮熱塗料との違いと効果向上のコツ

断熱塗料を使った外壁塗装は、室内温度の安定や節電、防音、結露予防などの効果があります。これによりエネルギー消費が削減され、快適で健康的な住環境が作れます。信頼できる業者に依頼することで、効果を最大限に引き出せます。
本記事では、遮熱塗料の効果や効果向上のコツなどを詳しく解説します。
目次
断熱効果のある外壁塗装!得られる効果とは?

外壁塗装に断熱効果のある塗料を使うことで、温度調整や節電、防音、結露予防の効果が得られ、住まいの快適性が大きく向上します。
◇室内温度を適切に保つ

断熱塗料により外部の気温の影響を受けにくく、室内温度を安定させることができます。これにより冷暖房効率が上がり、快適な室内環境が維持されます。夏の暑さや冬の寒さから室内を守り、温度差を軽減します。エアコンや暖房を効率的に使用できます。
断熱塗料は外壁を通じて熱の移動を抑える働きがあり、室内温度の急激な変動を防ぎます。これにより、年間を通じて快適な温度を保ちやすくなります。冷暖房の使用頻度が減り、エネルギー消費を抑えることができます。温度管理が効率的に行えます。
温度の安定により、室内の快適さが向上し、快適な生活空間が保たれます。冷暖房の使用を減らせるため、電力消費を削減できます。さらに、外気の影響を受けにくいため、住環境の質が向上します。結果的にエネルギーコストも削減できます。
◇節電効果が得られる

断熱塗料は、室内温度を安定させるため、冷暖房の負担を軽減します。これにより、エネルギー消費が減少し、節電効果が得られます。特に夏の暑さや冬の寒さの時期に効果が現れます。冷暖房の使用時間が短くなるため、電気代の削減に繋がります。
また、外壁の断熱効果が強化され、冷暖房をあまり使わなくても室内温度が安定します。これにより、冷暖房の頻繁な使用を避け、エネルギー消費を抑えることができます。特に、厳しい気候の季節にエネルギー効率が改善されます。
冷暖房の使用頻度が減ることにより、電気代が大きく削減され、家計にも優しい効果があります。エネルギー消費を削減し、光熱費の削減が可能です。これが長期的に見ると大きなメリットとなり、経済的な負担が軽減されます。
◇防音の効果も得られる
断熱塗料は、温度調整に加えて防音効果もあります。特別な成分が音を吸収し、外部からの騒音を減少させます。これにより、道路や近隣からの音が室内に届きにくくなり、静かな住環境を提供します。音の軽減により、ストレスが減ります。
さらに、室内での音の反響を防ぐ効果もあります。音漏れを抑えることで、プライバシーが守られ、より快適な生活空間が生まれます。騒音が気になる地域に住む場合、この効果は非常に大きなメリットとなります。住環境が向上します。
静かな住環境を提供し、快適な生活が実現できます。特に、静かな環境を好む家庭にとっては、防音効果が非常に有益です。防音効果により、外部からの音が気にならなくなり、安らかな生活が可能になります。音問題が軽減されます。
◇結露の発生を予防できる
断熱塗料は、外壁と室内の温度差を減少させるため、結露の発生を予防します。結露は外気温の影響で発生しますが、断熱塗料がこの温度差を軽減します。これにより、壁に水滴が付着せず、カビやダニの発生を防ぐことができます。湿度も安定します。
冬の寒さによって外壁と室内の温度差が広がると、結露が発生しやすくなります。断熱塗料はこれを防ぎ、結露を減少させます。温暖な空気が外壁に触れることを防ぎ、室内の湿度も安定します。結露の予防が可能となります。
断熱塗料を使用することで、カビやダニの発生を抑制できます。結露を防ぎ、湿気を管理することで、健康的な住環境が守られます。室内の湿度が安定することで、快適で清潔な環境が維持され、住まいの寿命も延びます。
【あわせて読みたい】
断熱用塗料と遮熱塗料とはどのように違う?

断熱塗料と遮熱塗料は異なる仕組みで熱を調整します。それぞれがどのように機能し、住まいにどんな影響を与えるのかを説明します。
◇熱を抑える仕組み上の違い
断熱塗料は外壁を塗布し、外部からの熱を室内に伝えにくくします。これにより、室内温度が一定に保たれ、冷暖房効率が高まります。遮熱塗料は太陽光を反射し、外壁の温度を下げて室内の温度上昇を防ぎます。両者は目的が異なります。
断熱塗料は熱の移動を抑え、外部の温度影響を少なくします。遮熱塗料は外壁に当たる熱を反射し、特に夏の日差しに強い効果を発揮します。どちらも温度調整に役立ちますが、使用目的に応じた選択が重要です。季節によって使い分けると効果的です。
断熱塗料は温度差を減らして温かさを保つ一方、遮熱塗料は強い日差しを反射し外壁を冷却します。両者は異なるアプローチで熱をコントロールしますが、住まいに必要な効果を発揮します。適切な塗料を選ぶことで、快適な住環境が維持できます。
◇断熱塗料は夏と冬ともに効果がある
断熱塗料は夏と冬の両方で効果を発揮します。夏は外部の熱を室内に伝えにくくし、冷房の効率を高めます。冬は暖房効率を向上させ、室内の暖かさを逃がしません。これにより、年間を通して快適な住環境を維持できます。
断熱塗料は四季を通じて室内温度を安定させ、冷暖房効率を向上させます。外壁の温度差を減らし、室内の快適さを保つことができます。特に寒暖差の大きい地域で効果的で、年間を通じてエネルギー消費を削減できます。
遮熱塗料は主に夏に効果を発揮し、外壁の温度上昇を防ぎますが、冬季には効果が薄いです。断熱塗料は年間を通じて快適さを提供するため、季節に応じた使い分けが重要です。両方を使うことで、より効率的な温度管理ができます。
【あわせて読みたい】
代表的な断熱塗料とそれぞれの特徴
断熱塗料は製品ごとに「熱を抑える仕組み」や得意分野が異なります。外壁・屋根・内装のどこに使うのか、夏の暑さ対策を重視するのか、冬の保温や結露対策も狙うのかで、向く塗料は変わってきます。
◇ガイナ(日進産業)

ガイナは、宇宙ロケット開発で培われた断熱技術を応用して生まれた「薄膜断熱材」として紹介されている塗材です。JAXAの断熱技術を応用し、塗るだけで断熱が可能な「断熱セラミック塗材」として開発された経緯が明記されています。
特徴として「薄膜で熱の移動をコントロールする」点が挙げられており、特殊中空セラミックビーズによる塗膜構造が性能の核になります。
また公式では、断熱・遮熱に加えて騒音対策、結露抑制、空気環境の改善、省エネ性など、住環境の不満を塗るだけで改善する方向性が示されている点も特徴です。外壁だけでなく屋根・内装への活用も想定されているため、暑さ寒さの両面や生活トラブルまでまとめて考えたいときに比較対象に入れやすい塗料として活用されています。
◇キルコ(シンマテリアルワン)

キルコは、遮熱だけでなく塗膜が熱を通しにくい「断熱効果」もプラスして温度上昇を抑える、という位置づけで紹介されています。
公式ページでは、遮熱面で反射率が「90%程度」と説明され、太陽熱を反射して表面温度を下げる例(サーモグラフィ比較)も掲載されています。
さらに、室内温度を2〜6℃抑制できること、空調効率が上がって電気代を約15〜40%程度削減できることなども示されているため、「体感(暑さ)+省エネ」を前面に出したい記事との相性が良いでしょう。
ただし、数値は建物条件・施工条件で差が出やすい領域です。
◇断熱コートEX(プレマテックス)

断熱コートEX(プレマエディション)は、断熱・遮熱だけでなく、外壁塗装で気になりやすい要素をまとめて押さえた多機能型の断熱塗料です。特徴の例として、冷暖房費の節減に貢献する断熱・遮熱性、トップコート不要の耐候性、ヘアークラックに追従する弾性、防水性、防音性、内部結露の抑制、耐汚染性、水性である安全性などが列挙されています。
断熱・保温性の説明では、耐候性に優れた有機無機ハイブリッドバルーンを採用し、熱伝導率が低いことで断熱性を発揮するとされています。外気の寒さをブロックしつつ、室内の暖気を逃がしにくい方向の説明もあるため、夏だけでなく冬の快適性にも触れやすい塗料です。
「ひび割れが気になる外壁」「雨音が気になる」「汚れも抑えたい」など、断熱以外の悩みが同時にある住まいでは提案しやすい選択肢になります。
◇アドグリーンコート(NCK)

アドグリーンコートは、一般的な断熱材的な発想(熱をためて伝えにくくする)よりも、近赤外線を高反射しつつ、透過した熱も放熱(排熱)させて「熱だまり」を起こしにくくする点を特徴として語られることが多い塗料です。
紹介ページでは、ハイテク機器にも用いられるナノセラミック素材を近赤外線波長に合わせ、高反射と熱放散(heat radiation)を組み合わせたW効果で温度上昇や熱の蓄積を抑える、というメカニズムが説明されています。
そのため「断熱塗料」という括りの中でも、遮熱・放熱寄りのアプローチだと補足すると整理がきれいです。夏の暑さ(屋根・外壁の蓄熱)に悩む方へは刺さりやすい一方、冬の保温は製品設計思想としては別軸になりやすい点は押さえておきましょう。
◇ヒートカットパウダー(東亜システムクリエイト)

ヒートカットパウダーは、いわゆる完成品の断熱塗料というより、市販塗料に混ぜて遮熱・断熱塗料を作る素材(添加材)です。
公式では、熱を伝えにくい真空層を持つ省エネ素材であり、塗料に混ぜ合わせるだけで断熱塗料が作れると説明されています。ベース塗料は目的に合わせて選べ、機能性塗料や接着剤、パテなどに混合できる点も特徴です。
また、断熱性能は膜厚に比例するため、屋根・壁では十分な膜厚を確保するための重ね塗りが推奨されている旨も記載されています。
断熱塗料を使った外壁塗装のポイント

断熱塗料は「塗れば終わり」の塗料ではありません。下地の状態や下塗り材、乾燥時間、膜厚の管理まで整って初めて性能が活きてきます。ここでは、断熱効果をムダにしないための施工ポイントを整理します。
◇下地処理の徹底
断熱塗料は、塗膜が外壁にしっかり密着して初めて性能を発揮します。施工前は高圧洗浄で汚れ・カビ・藻・旧塗膜の粉化(チョーキング)などを徹底的に落とし、浮き・剥がれがある旧塗膜は除去してから進めるのが基本です。とくに汚れが残りやすい日陰面や換気口周りは、洗浄・ケレンを丁寧に行うことで仕上がりの差が出ます。
さらに、ひび割れ(クラック)は見た目以上に熱の出入りや雨水侵入の原因になりがちです。補修材の選定(ヘアークラックか構造クラックか)や、シーリング(コーキング)の打ち替え・増し打ちも含めて整えておくと、塗膜の安定性が高まります。下地処理が甘いと「剥がれ」「ムラ」が出やすく、結果として断熱効果も下がりやすい点は要注意です。塗装後に不具合が出ると手直しが難しいため、見えない工程ほど時間をかける価値があります。
◇適切な下塗り材の選定
断熱塗料は基本的に上塗り材なので、下塗り材(プライマー/シーラー等)の選定で仕上がりが大きく変わります。特に、断熱層を均一に作るには、塗料メーカー指定の下塗り材、または断熱専用下塗り材を選ぶのがセオリーです。下塗りには「密着性を高める」「吸い込みを抑えて上塗りを安定させる」といった役割があり、断熱塗料の性能を支える土台になります。
たとえば外壁材が窯業系サイディングなのか、モルタルなのか、金属部なのかで、密着に強いタイプ・吸い込み止め重視のタイプなど考え方が変わります。安価な汎用品で済ませると、性能を活かしきれない可能性があるため「仕様書どおり」を優先すると安心です。迷ったら、塗料メーカーの仕様(推奨下塗り・塗布量・乾燥時間)を根拠に説明できる業者を選ぶと失敗しにくいでしょう。
◇塗料の希釈率・攪拌管理
断熱塗料は粘度が高く、材料の比重が偏りやすい特徴があります。使用前の攪拌不足は、仕上がりムラや性能ムラの原因になりやすいので、電動ミキサーなどで底までしっかり混ぜるのが基本です。攪拌は一度で終わらせず、作業中も定期的に混ぜ直すことで成分の偏りを防げます。
また、希釈(水の入れ方)は「現場の感覚」ではなくメーカー指定が前提です。水を入れすぎると塗料が薄まり、断熱層の形成が不完全になって効果が落ちるとされています。逆に希釈が少なすぎると塗り広げにくく、膜厚が均一にならずムラの原因になることがあります。
実務的には「計量して段階的に加える(いきなり全量を入れない)」「途中で再攪拌する」「気温による粘度変化も考慮する」といった管理が不可欠です。
◇乾燥時間(インターバル)の厳守
断熱塗料は塗り重ねの間隔(インターバル)が非常に重要です。目安として「最低4〜6時間空ける(夏場でも)」といった考え方が示されており、乾燥不十分のまま重ねると塗膜内に湿気が残って膨れ・剥がれの原因になり得ます。表面が乾いていても内部が乾いていない“見かけ乾燥”もあるため、時間管理は特に重要です。
特に注意したいのが、日中は乾いて見えても夕方〜夜間に湿度が上がるケースです。季節や立地(川沿い・日陰面)によって乾き方が変わるため、「触って乾いたからOK」で急がず、仕様書の乾燥条件(気温・湿度)も併せて守ると失敗が減ります。工程を詰めすぎると不具合が出たときの損失が大きいので、余裕をもった日程を組むことも品質対策のひとつです。
◇塗布量・膜厚の確保
断熱塗料は塗膜の厚みが性能のカギになります。薄く塗りすぎると断熱層が十分に作れず、体感差が出にくくなります。塗布量の目安として「1㎡あたり0.25〜0.35kg(2回塗り合計)」のような数値が示されており、メーカー仕様書どおりに守ることが重要です。塗布量を守るには、必要缶数の見積もりが適正かどうかもチェックポイントになります。
膜厚を確保するには、単に回数を重ねるだけでなく、ローラーの選定(毛丈)や希釈の適正化、塗りムラが出やすい入隅・目地・ボード継ぎ目の拾い塗りなど、塗り方の工夫も効きます。施工後に塗り残しが起きやすい部位(換気フード周り、配管の裏、基礎上端など)もチェックしておくと安心です。
とくに凹凸が多い外壁は塗料が入りにくい箇所が出やすいので、角度を変えて重ね塗りするなどの配慮が必要です。
◇施工環境(温度・湿度・風)の管理
断熱塗料は環境条件の影響を受けやすく「気温5℃以下・湿度85%以上では施工不可」という制限がある製品が多いとされています。
雨の前後や台風シーズンの高湿状態はもちろん、強風の日は飛散・乾燥ムラ・ゴミ噛みが起きやすくなります。現場では、天気予報だけでなく、実際の外壁面の状態(結露していないか、夜露が残っていないか)も確認し、無理に工程を詰めない判断が大切です。
同じ晴れでも、面ごとの日当たりや風の抜け方で条件が変わるため、施工面の順番を調整するなど、環境に合わせた運用が品質差につながります。
外壁塗装の断熱効果をより高めるためのコツ

外壁塗装で断熱効果を最大限に引き出すには、塗料や素材選び、他の対策と組み合わせることが重要です。信頼できる業者に依頼すれば、施工精度や効果が保証されます。
◇薄い色の塗料を選ぶ

外壁塗料の色が断熱効果に大きな影響を与えます。薄い色の塗料は熱を反射し、室内の温度上昇を抑えます。特に白やライトグレーなどの色が効果的です。これにより、夏の暑さを防ぎ、冷暖房の効率も向上します。
逆に、濃い色の塗料は熱を吸収しやすく、夏に室内温度が上がりやすくなります。外壁の塗料を選ぶ際、色を工夫することで、断熱効果をより高めることができます。特に、日差しの強い地域では薄い色が推奨されます。
適切な色の選定は、断熱効果に大きな役割を果たします。特に外壁が太陽光に晒されやすい場合、薄い色を選ぶことで、外気温の影響を軽減できます。これにより、冷暖房の負担が減り、快適な住環境が維持できます。
◇断熱効果のある素材を利用する

断熱効果を高めるため、塗料選びだけでなく、建材や補助アイテムの活用も重要です。外壁に断熱材を追加すれば、さらに強力な断熱効果が得られます。窓には断熱カーテンやフィルムを使用することで、熱の出入りを防げます。
二重窓にすることでも、外部の温度差を抑えることができます。これにより、冷暖房効率が向上し、エネルギー消費が抑えられます。これらの素材を組み合わせることで、断熱効果をより一層高め、快適な住環境を提供します。
さらに、断熱材やフィルムなどの補助アイテムを活用することで、外壁塗装の効果が向上します。特に、家全体の断熱性能を高めるためには、外壁だけでなく、窓や屋根裏など他の部分にも対策を講じることが重要です。
◇屋根裏の熱気対策

屋根裏は家全体の温度に大きく影響します。屋根裏に熱がこもると室内温度が上がり、冷暖房効率が低下します。屋根裏の断熱材を追加することで、熱のこもりを防ぎ、温度調整が効率的に行えます。
また、屋根裏の換気を改善するため、通気性の良い換気システムを導入することが効果的です。さらに、遮熱シートを屋根裏に設置すれば、太陽熱を抑えて断熱効果を向上させることができます。これにより、夏の熱気を防ぎ、冬の温かさを保持できます。
屋根裏の熱気対策を行うことで、家全体の温度を安定させ、冷暖房の効率を高めることができます。特に夏は屋根裏の温度が上昇しやすいため、断熱と換気対策をしっかり行うことが重要です。
◇実績十分の信頼のおける外壁塗装業者に相談
外壁塗装による断熱効果を最大限に実現するためには、信頼できる業者の選定が必要です。実績のある業者は、塗料選びから施工までの専門知識と技術を持ち、最適な断熱対策を提案してくれます。
業者選びでは、過去の施工実績や顧客の評価をチェックすることが大切です。信頼できる業者に依頼すれば、施工後のアフターケアも万全で、効果が持続します。しっかりとしたサポートを提供する業者を選びましょう。
信頼できる業者に依頼することで、外壁塗装の断熱効果を確実に引き出すことができます。業者の専門知識を活かし、家全体の快適さを向上させるための提案を受けることが重要です。
【あわせて読みたい】
断熱塗料以外の機能性塗料とそれぞれの特徴

外壁塗装は「色を塗り替える」だけでなく、住まいの悩みに合わせて機能を足すこともできます。汚れにくさ、結露対策、ひび割れ追従、カビ対策など、目的に合う塗料を選べば、仕上がりの満足度も長持ちしやすくなります。
◇低汚染性
低汚染性とは、雨で汚れが落ちやすく「外壁が黒ずみ・雨だれしにくい」性能のことです。親水性が高い塗膜だと、汚れと塗膜の間に雨水が入り込みやすく、汚れを浮かせて流す働きが期待できます。
交通量の多い道路沿いでは排ガスなどの汚れが付着しやすいので、低汚染性塗料を選ぶメリットが大きいです。外壁の洗浄頻度を減らしたい方にも向きます。
ただし「汚れゼロ」になるわけではありません。軒が短い家や雨が当たりにくい面は汚れが残りやすいため、立地や形状も踏まえて提案してくれる業者だと安心です。
◇透湿性
透湿性は、外からの雨水は通しにくい一方で、室内側の湿気は外へ逃がしやすい性質を指します。
この機能があると、壁内部に湿気がこもりにくくなり、結露・腐食・塗膜の膨れなどのリスクを下げる効果が期待できます。断熱性能が高い住宅や、結露に悩んでいる場合に有効です
一方で、透湿性だけで結露が完全に解決するとは限りません。換気計画や室内の湿度管理、壁体内結露の有無(断熱材や通気層の状態)も関わるため、状況に応じた判断が大切です。
◇伸縮性
伸縮性は、外壁の微細な動きやひび割れに塗膜が追従しやすい性質です。塗膜がひびに追随して水の侵入を防ぐ考え方で、伸縮性のある塗料は「弾性塗料」と呼ばれることがあります。
モルタル外壁はクラックが入りやすいため、伸縮性のある仕様が活きる場面が豊富です。ヘアークラック(細いひび)が目立つ場合は、下地補修+弾性系下塗りの組み合わせで、再発リスクを抑える狙いも出てきます。
ただし、ひび割れの原因が構造的(動きが大きい)なケースでは、塗料だけで解決しないこともあります。クラック幅や深さを見て、補修工法を優先する判断も必要です。
◇防カビ・防藻性
防カビ・防藻性は、塗膜表面にカビや藻が発生しにくくなる機能です。
北面や日陰、湿気が多い面、植栽が近い場所はカビ・藻が出やすく、美観だけでなく建物の劣化にもつながりやすいとされています。さらに人体への悪影響の可能性にも触れられているため、気になる場合は早めの対策が安心です。
注意点として、環境要因が強い立地では「防カビ・防藻」でも発生を完全にゼロにはできません。再発しやすい家は、洗浄・殺菌処理など下地対応も含めて提案してもらうのがおすすめです。
◇耐火性
耐火性は「燃えにくい」性能で、万が一の火災時に発火を遅らせ、延焼を抑える方向に働く機能です。
また、火災時に塗膜が発泡・膨張して不燃材のようになるタイプもあり、耐火塗料として商業施設や倉庫などで使われることが多く、戸建てでは一般的ではないとされています。
住宅で耐火性を重視する場合は、塗料だけでなく外壁材の防火認定や、近隣環境(隣家との距離)も含めた総合的な検討が現実的です。
◇耐候性
耐候性は、紫外線や雨風などの自然条件に対する持ちの良さを示す指標です。耐候性が高いほど、チョーキング(白い粉が手に付く現象)が起こりにくい傾向があるとされています。
一般的には塗料グレードや耐用年数に比例して高くなり、アクリル→ウレタン→シリコン→フッ素→無機の順で耐候性が高くなる、という整理がされています。
「長持ち=正解」でもなく、予算・次回塗替えの予定・立地(海沿い/強い西日/積雪)で最適解は変わります。どの程度の耐久を狙うのかを先に決めると、塗料選びがスムーズです。
【あわせて読みたい】
▼台風被害対策としての外壁塗装!災害に強い家づくりのポイント
断熱効果の高い外壁塗装ができる専門業者3選
外壁塗装で断熱効果を最大化するためには、信頼できる業者選びが欠かせません。茨城県土浦市近辺でおすすめの業者を3社紹介します。それぞれが高品質なサービスを提供しています。
◇株式会社ハウスメイク牛久

ハウスメイク牛久は、茨城県牛久市を拠点にしている外壁塗装業者で、長年の実績があります。特に断熱塗装に力を入れており、高品質な塗料と最新技術を駆使して効果的な断熱対策を施します。お客様に合った最適なプランの提案を心掛けており、施工後のアフターケアも充実しています。
| 会社名 | 株式会社ハウスメイク牛久 |
| 所在地 | <牛久店> 〒300-1233 茨城県牛久市栄町 5-58-2 関ビル1階 <土浦店> 〒300-0817 茨城県土浦市永国 27-6 <つくば本店> 〒305-0034 茨城県つくば市小野崎134-3 |
| 電話番号 | 牛久店:0120-399-221 土浦店:0120-201-952 つくば本店:0120-201-952 |
| 営業時間 | 9:00~18:00 |
| 公式ホームページ | https://ushiku-tosou.com/ |
迅速な対応と丁寧な施工が評価されており、地域で信頼のある業者です。
株式会社ハウスメイク牛久について詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。
▼株式会社ハウスメイク牛久は業界最長15年保証で安心!ドローン点検にも対応
さらに詳しい情報は公式ホームページでも確認できます。ぜひチェックしてみてください。
◇株式会社UnderTake

株式会社UnderTakeは、茨城県内で評判の高い外壁塗装業者です。断熱効果を高めるために、特に高機能な断熱塗料の選定と施工技術にこだわりを持っています。最新の設備と技術を活用し、施工の精度を高めるとともに、定期的なメンテナンスサービスも提供しています。
| 会社名 | 株式会社UnderTake |
| 所在地 | 〒300-1214 茨城県牛久市女化町313-2 |
| 電話番号 | 029-886-9799 |
| 営業時間 | 9:00〜18:00 |
| 公式ホームページ | https://under-take-ibaraki.com/ |
信頼性の高いサービスと確かな技術で、多くの顧客から支持されています。
株式会社UnderTakeについて詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。
▼株式会社UnderTakeは高い技術力と柔軟な対応力が魅力
◇弘和リビング

弘和リビングは、茨城県水戸市を拠点とする外壁塗装業者で、住宅の断熱塗装に特化した施工を行っています。お客様一人一人のニーズに合わせた施工を行い、住宅の断熱効果を最大限に引き出します。丁寧なヒアリングと施工後のフォローアップが好評で、安心して依頼できる業者です。
| 会社名 | 弘和リビング |
| 所在地 | 〒300-0021 茨城県土浦市菅谷町684-3 |
| 電話番号 | 029-832-9693 |
| 営業時間 | 公式サイトに記載なし |
| 公式ホームページ | https://www.kowaliving.com/ |
地域に密着したサービスを提供し、長年の実績を誇ります。
弘和リビングについて詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。
▼弘和リビングが信頼される理由は?自社職人による外壁塗装のメリット
まとめ

本記事では、外壁塗装において断熱効果のある塗料を使用するメリットや注意点について紹介しました。断熱塗料は、外壁を通じた熱の出入りを抑えることで、室内温度を安定させ、冷暖房効率の向上や電気代の節約につながる点が特長です。
夏の暑さや冬の寒さをやわらげるだけでなく、防音性や結露抑制といった副次的な効果も期待でき、住環境の快適性を総合的に高める選択肢として注目されています。
一方で、断熱塗料は「塗るだけで必ず効果が出る」ものではなく、建物の構造や立地条件、下地の状態、施工品質によって体感差が生じやすい点には注意が必要です。塗料の性能を十分に引き出すためには、目的に合った製品選びに加え、適切な下地処理や施工管理が欠かせません。
断熱効果を長く安定して得るためにも、建物の状況を正しく把握し、信頼できる施工業者と相談しながら進めることが、快適で安心できる住まいづくりにつながります。
この記事を読んでいる人におすすめ